フライパンを使わず目玉焼きを作る方法 【 皿と電子レンジだけで洗い物も減る】

7月 14, 2019子どもの食事,子育て

フライパンを使わず簡単に目玉焼きを作る方法を紹介します。

火も油も使いません。だからフライパンを洗う必要もありませんし、調理台も汚れません。

使うのは、お皿と電子レンジだけ。

正確には目玉焼きというより“レンジたまご”と言った方がいいかも知れません。

1.たまごをお皿にプット オン

まずお皿を準備します。

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真ん中が少し深くなっているお皿を使った方が、卵を安定させることができるのでベターです。

平らなお皿はおすすめしません。

理由①卵があそんでしまい、場所が定まりにくい

理由② 破裂が起きやすい

…特に白身がはじけやすいです。

白身の部分が薄くなって、急激に高温に達するからだと考えられます。

そういったわけで、写真のように、多少深さのある皿を使うことをおすすめします。

いえ、必ず使ってください。平らな皿だと、少し油断すると白身がはじけますので。

冷蔵庫から出した卵をお皿に割り入れます

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2. レンジで加熱する

電子レンジに入れ、加熱します。

まず500Wで40秒ほど加熱します。(たまご1個のばあい)

一度なかをあけて様子を確認します

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次に同じく500Wで22秒ぐらい加熱です。

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こんな感じ

ふるふるです。でき上がりです。

どうですか?とても簡単でしょう?

これが基本のやり方です。応用はいくらでも可能。

その日の気温とか、たまごの温度によってもやり方は変わってきます。時間・ワット数などはあくまで目安です。

冬場はどうしても卵があったまりづらく、時間がかかる傾向にあります。夏場は逆にあっという間にできてしまう印象があります。

この日は6月後半で、調理した時の気温は約22℃ぐらいでした。これより寒ければもっと時間はかかると思います。暑ければ逆に早くできるでしょう。

感覚がわかれば、ふつうに「あたため」とか「デイリー」などのボタンでもできます。(私はふだんはこの「あたため」と「デイリー」を両方使って作っていますが、機能はまちまちだと思いますので割愛します)

卵は冷蔵庫に入れずに保管するかたもいらっしゃるでしょう。その場合はもちろんもっと早めに火が入ることが予想されます。

破裂するのが心配なかたへ

おそらく「レンジで卵」と聞いて皆さん破裂の危険はないのか?と心配されると思います。

結論から言いますと、このやり方で爆発の心配はほとんどありません。もしあったとしても比較的、小さな破裂で済みます。

正直に言いますと、私も以前に卵で大失敗したことがあります。ふだんから「レンジで卵」を作っていたので油断がありました。

「・・・生たまごをチンして平気なんだから、ゆでたまごだって大丈夫だろう」

安易な発想があだになりました。

レンジでゆでたまごを加熱するあいだ、安心してとなりの部屋でテレビをながめていたのです。すると台所の方でボカーン!という音が!

電子レンジでゆでたまごが大爆発
後始末がたいへん・・・

かなりの破裂音だったので驚きました。

レンジに駆けより、扉を開けると予想をはるかに上回る事態が…。冷蔵庫に入れていたゆでたまごを、適度に温めてマヨネーズをつけて食べようと思っただけだったのに――卵はこなごなに。

こっぱみじんとは、このことです。

よく、ちらし寿司とかの料理にふりかける用に、ゆでたまごの黄身を裏ごしするときれいに細かいそぼろ状になります。ちょうどあんな感じになりました。

一瞬です。黄身を裏ごしなんてする必要はありません。レンジでかんたんに黄身はこなごなになります。――まったく、おすすめできる方法ではありませんが。

――「レンジたまご」の場合はこんなことは、まず起こりません。

卵を温めたときに、いちばん危険なのはおそらく黄身の方です。ですが生の卵をレンジで温めると、まず白身が固まりはじめます。黄身にはなかなか火が入らないので破裂するとしたら先に白身がハジけます。

ですが白身は弾けたところで、たいしたことにはなりません。

ただ、やはり弾けるのは避けたいので二段階で加熱します。

心配なかたはワット数を下げましょう。200Wぐらいでも、時間はかかりますが火は入ります。

それか、ワット数を下げずとも時間を小刻みにきざめば危険を下げられます。

“レンジたまご”のいいところ

「レンジたまご」は、油を使わず、フライパンも使わないので「目玉焼き」というよりはポーチドエッグとかに近い仕上がりになります。

油を使わないのでヘルシーだということも出来ます。また逆にヘルシーな油を使いたいというかたは、そのままかけて食べることも出来ます。特に加熱に弱いと言われているエゴマ油とかアマニ油も使えます。

たまごのカラも入りにくくなります。皿に割った時点で、殻が入ったか確認できるからです。

フライパンに直接割って入れると、どうしても殻が混入しやすくなります。器に一度あければいいのですが、洗い物がひとつ増えてしまいます。それを考えると、ついつい省略したくなってしまいます…。

そして、なにより洗い物が格段にラクです。調理に使ったお皿は水ですすげばきれいになります(ただし白身がこびりつくことはあります)

目玉焼きを作ることのためだけに、フライパンを出さなくてもいいのです。

はじめはちょっと不安はありますが、慣れると二度と目玉焼きを作るためにフライパンを出すことはなくなります。

※電子レンジは説明書の取り扱い方法をよく読んで使いましょう

 ですが、「レンジたまご」はきっとかんたんにできると思います

レンジで目玉焼き

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