2年以上ナゾ過ぎた背中の痛みの原因が判明・・・まさかあの臓器がここまで来ているとは
長年謎の背部痛に苦しんできましたが、ついに疑問が解決したのでお話ししたいと思います。
管理人のQたろと申します。
3年近く背中の痛み(違和感)と付きあってきました。
その間に何度も「背中の痛み」「背部痛」などとググってはきたものの、ぴったり納得のいく答えに出会えることはなかったのですね
最終的に解決を示してくれたのは4人目のお医者さんでした
最初のころはまさか便秘のせいだ、などとはつゆほども思わず。
でも結局はその診断と処方にしたがった結果症状が改善したのですね。
正しかったと言わざるを得ません。
急に現れた背部痛
3年ぐらい前に、なんとなく背中のあたりが苦しいことに気づきました。
左側です。
なんか重苦しい。
病院を3か所受診
むかし尿管結石を何回もやったことがあったため、「またかー…」という感じでまずかかかりつけの個人医の先生を受診。
若いころの尿管結石の症状と似ていることを説明するとエコー検査をしてくれました。
しかし画像では腎臓のむくみなど、それらしい症状は確認できず。
尿管・尿路結石を疑わせる症状がなかったため、最終的に
「精神的なものではないか」
ということに。
(わかんなかったんでしょうね。)
次にまた近くにある別な病院へ。
こちらは消化器系が専門の内科の先生。
髪の毛が真っ白の高齢な先生です。
地元の人には信頼されているようで、いつ行っても混んでます。
ここで一通りの検査をするも、異常は確認できず。
大病院で検査するも原因は不明
念のため大病院を紹介されて1万5千円ぐらいかけて仰々しい検査もしましたが結局わからず。特に異常がみつからないので様子見ましょうとなるわけですね。差し迫った危険もなさそうなので。
そんなことでひとまず安心してたんですね。そしてなぜかその後背中の痛みは落ち着いていったんです。なぜか。
ただ完全に痛みがなくなったわけではなく、なんとなく違和感は残ったもののそれほど気にするほどではなかったので放置しておいても問題なかったのです。
痛みが再発
ところが
ここ最近かなり極限的な精神的ストレスが重なり。
そのせいか、体の不調がいろいろと出てきました。そして背中の痛みもまた勢いを復活させてきたのですね。
「また来たかぁ…」
あまりに不調が起きるのでふたたび病院を受診することにしました
コロナで悲しい目に
で
また前回受診した信頼している髪の毛が真っ白の先生のところに。
歩いて病院まで行ったところ玄関に張り紙が。
「発熱のある人は中に入らないで電話で相談してください」
厚生労働省のガイドラインを見ると37.5℃以上が新型コロナの一つの基準になるらしいのですが
そこには達していなかったため病院に直接受診しようと判断。でも入り口にこのような貼り紙がしてあったので無視できずスマホで電話してしまいました
で、忙しいらしく受付のかたにうまく断られてしまい
別な病院を探すことにしました
切なかったのですが
これが良かったのですね
医師と言えど人
お医者さんといえど神様ではなく
全ての疾患を百発百中で言い当てるわけでもなく
その道の専門家ですから一般人に比べ圧倒的な見識と組織・装備を備えてはいるものの
検査能力には限界があり
これは致し方ないことですよね。べつにお医者さんに限った話ではないはず。
ドクターXでもない限りね。
でもいろんなお医者さんを訪ねているうち納得いく診断に出会うこともあるわけです。
これまでの診断結果・検査結果も積み重なっているわけですからお医者さんはそれを聞いたうえで判断します。
ですから一度や二度の診察で納得のいく診断にあえなくてもだいじょうぶなのですね。そのうち出会うこともある。
で、私のばあい今回それに当たったわけです。
原因は宿便でした。
原因は宿便
今回訪れたのは近くに最近開いた個人病院でした。ネットなので簡単に予約できちゃったのですね。当日、症状について確認の電話があったのですが(コロナ症状)受信できました。
先生は目がとても優しいな、という印象のかたでした。優しく子供に語りかけるように聞いてくれました。
「うんうん、2年以上前に検査したのね、エコーもCTもみんなとったのね?」
「はい、とりました」
「うんうん、それで異常見つからなかったんだね?」
「はい、みつかりませんでした」
「うんうん、それで今お腹が痛いんだね?んじゃお腹を見てみましょう」
そういって後ろベッドに横になると先生が下腹部を手で触って診察しはじめました。
レントゲンで大腸の位置を確認
触診というやつです。
「ここ、触ると痛いでしょう?ここ固いのわかると思います、これ便ですね。けっこうたまっているようにお見受けしますよ。レントゲン撮らせて。見てみたい」
ということでお腹のレントゲンを撮影。
お腹のレントゲン写真なんて初めてですね。
「はい、ここをみて。この黒く映ってるのがガスです」
そういって指されたのがちょうど下腹部、下っ腹でした。腸のカタチが見えます。
「はい、そしてここにも黒くみえるでしょう?これもガスです。ここからぐるーっとなってる、これが大腸です」
そういっておなかの外周をぐるっとまわっている太めの部分を教えてくれたのですね。
そこで私はほぼ、わかりました。
「あの先生、こちら側が…」
「はい、こっちが左です。ここまでぐーっと来ている、黒く見えますねこれ大腸です。宿便がけっこうたまっているようにお見受けしますよ」
そういって示されたレントゲン写真には、大腸がろっ骨の上の部分まで達していることがはっきり映っていました。
そして宿便がかなり上の方まで達していたのですね。
――なんとなくそんな気はしていたのです。実は。
便秘気味で、硬い便がちょこちょこ出ていたのですね。
だからそれとの関連をかなり自分でも疑っていたのです。
ただ
「便秘で背中が痛むなんてことあるか…?」
と半信半疑だったのですね。とうぜん、腸がどこまで来てるかなんて見たことないわけですから。腸と言ったら下の方、という先入観があるわけです。でも、内臓の解説図とかをみるけっこう上の方まで来てる。でも肋骨の上まで達してる絵なんて見たことないわけです。
まさか大腸がそんな上まで来てるとは思わない。
でもこれならつじつまが合うんです。
背中の上の方が苦しいときもあれば下の方が苦しいときもある。苦しい場所が動くんです。
むかし尿管結石で何度か苦しんだこともあったんですね。でも、だとしても絶対おかしいんですね。(結石がそんなに上下するか?)
それでレントゲンの写真を見て、左にガスがたまっているのを見て
(ああ、これはまちがいないな、やっぱそうだったんや・・・)
と、自分でも納得したんですね。
で先生も
「このせいだと思うので下剤を処方して様子を見たいと思います」
との診断だったので了承。
下剤というのは便を出しやすくする薬ですね。
緩やかに便を出やすくする「緩下剤」(かんげざい)というのを出してくれることになりました。酸化マグネシウム剤で、CMとかでもやっているやつですね。
背中の痛みの原因
気にはなっていたのですよ。
まだお薬を飲み始めたばかりなのでこの処方で正しかったどうか
検証されたわけではありませんが、少なくとも
背中が痛い原因が便秘・宿便のばあいがある
ということははっきりしていますね。
「あなたの内臓の位置って特殊ですね」
とは言われませんでしたので。
よく私たちが見る、内臓の模式図って、わかりやすくするためにあくまで模式的に図示しているに過ぎないんでしょうね(こういうことって意外によくあります)。正確な位置に描いてたらわけわかんなくなっちゃいますから。
背部痛があって便秘があって、お医者さんにかかってなおかつ原因がわからない。
そういう場合は今回のようなことも考えてみてもいいかもしれませんね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません