テストのたびに起こる腹痛から私をすくった、神のごとき食べ物ーーごく簡単な方法で、くすりに頼らなくても大丈夫!
昔、テストのたびによくおなかを痛くしてトイレにかけ込んでいました
そのころは、そんなの自分だけかな…と思っていました。人知れず、同じお悩みで苦労している人が世の中には意外にいるんだなぁ、とわかったのはずっと後になってからです
大人になってからはこういった「試験」というものから縁遠くなり、そのころの苦しみなど忘れていました。ですがきっと今、このときも同じことに苦しんでいる人はいるはずだよなぁ…と思いいたりました。
そんなわけで「テストのとき必ずなる腹痛」というのを当時私がどのようにクリアしていたのか?についてお話ししたいと思います
ぱくたそ(www.pakutaso.com)
〈極度の緊張からなる腹痛〉
「テストのときになる腹痛」、これは「極度の緊張からくる腹痛」と言いかえてもいいでしょう。緊張をしいられる場面というのは、いろいろあります。大学入試とか、昇進試験とか資格試験とか、みなさんいろいろと経験されるのではないでしょうか?
とにかく自分が試される場面で人は緊張するようです
どういうわけかそんなときに限って、お腹がキリキリと痛み始める…ありますよね。
多少痛いぐらいならいいかもしれません。ですが場合によっては痛すぎて問題の答えを考えるどころではありません。
試験のたびに、(またおなかが痛くなるんじゃないか…?)そんな不安もあります。
そんな状況にあった高校当時の私を救ってくれたのは、ある食べ物でした。
シーズケースのイメージ
その神の恵みのごとき食べ物、それは「C’S CASE(シーズケース)」という薬のような、お菓子のような食べ物でした。間寛平ちゃんがコマーシャルをやっていたことが今でも印象に残ります(かれこれ数十年も前の話になりますが。)
これを食べるようになってからというもの、試験だからといってお腹を抱えてトイレに駆け込むことはなくなりました
〈なぜシーズケースで腹痛が防げた?〉
C’S CASE(シーズケース)は今で言うタブレットみたいなもので、すっぱいお菓子のようなものなのです。ですがどうしてお菓子が腹痛に効くのでしょうか?
それはビタミンⅭが大量に入っているからなのですが、ふつうはそれとお腹の痛みとは結びつかないのではないでしょうか
じつは私の友人にも同じようにテストのときなど腹痛に苦しんでいる友人がおりました。彼が同じようにテストの際に腹痛で苦しんでいたということを(3年間一緒に過ごしてきて)知ったのはセンター試験の当日でした。
一緒に試験会場にむかう途中に話していて知ったのです。そこで「これ(シーズケース)がテキメンに効くのであげるから試しにのんでみろ」とすすめたのですが、すぐには効果を信じてもらえず、断固として拒否されました。
友人としてはヘンなものをくって腹をこわしたくないというのもあったと思います。ですが私はシーズケースに絶大の信頼をおいていましたので、「だまされたと思って食ってみろ」と友人に無理やり食わせました。
友達はわたしに押し切られる形で食べたのですが、今思えばそんな一生を決める可能性もある試験の直前にそんな「ヘンなもの」をよく大事な友達に食べさせたなぁ…と反省してはいるのです。ですがある意味で大事な友達だからこそ無理やり食わせたということでもあるのです。(ほっとけなかったのです)
それでその日はシーズケースのことなど忘れていたのですが、あとでたまたまそのときの話をしたときに、彼は「…そういえば腹痛くならなかったな」と言って不思議がっていました。
半信半疑の様子でしたが、私はC’S CASE(シーズケース)のおかげだったろうなとほぼ確信しています。
でもなぜ効いたのでしょうか?
一粒のC’S CASEにはビタミンⅭが100㎎入っているということになっています。これはけっこうな量です。
これだけのビタミンⅭをとるためにはレモンを5個買ってきて全部しぼってその果汁を飲まなくてはいけません。
キウイフルーツはふだんスーパーで売っている果物の中では最もビタミンⅭの多いフルーツのひとつです。そのキウイですら一個ぜんぶ食べたってとれるのはたかだか70㎎ていどです(緑色キウイのばあい)*1
ところでビタミンⅭは人間のからだで皮ふや粘膜をつくるうえで不可欠なものです。ですから一般的には、カゼの予防にビタミンCが効果的だと信じられていますし、女性向けにビタミンⅭ飲料が売られていたりします。*2
よく考えてみますと人間のお腹、つまり腸の内側というのはやはり粘膜でできています。食道やお口の内側、その地続きとしての腸の内側というのは皮ふの延長のようなものだと考える学者もいます。
ここでひとつ、忘れてはならないことがあります。それは人間はストレスを感じるとそれだけでビタミンⅭをものすごく消費するということです。ストレスとはもちろん極度の緊張状態なども含みます。たばこを吸うのもまたストレスです
つまり試験などで極度の緊張状態におかれると、人はビタミンⅭを猛烈に消費する状態となるということです。
「極度の緊張のために、ビタミンⅭの消費が追いつかず腸の内側を維持することができなくなっているのではないか――」
このように考えた私は試験の前にビタミンⅭを補充することを考えつきました。当時一番身近にあって手軽に食べることができたのが、C’S CASE(シーズケース)だったのです。
そしてそれからというものテストのたびに前日あたりからあらかじめビタミンⅭを補充しておくことを心がけました。
結果として、その後テストでお腹が痛くなることは一度もなくなりました。
ちなみにこれもあとで気づいたことですが、口内炎の薬にもビタミンⅭが含まれているものがあります。
たとえば「チョコラBB」は疲れに効く薬ということでテレビCMなどでもよく見ます。そのチョコラシリーズのひとつに「チョコラBBピュア」というのがあります。同じく口内炎の薬ですがビタミンB類に加えてビタミンⅭも配合した商品です。
HPでは商品について次のように説明されています。
「ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。細胞の新陳代謝を助けて、口内炎など粘膜のトラブルを改善します」(エーザイ社HPより)
このことからも製薬会社が、粘膜の健康を維持するためにビタミンⅭは必要だと考えていることがわかります。極言すれば、考えていることは私と同じだったということです。
ちなみに腸の内壁は粘膜です。
その後、社会人になってからというもの試験を受けるということもなくなりC’S CASEの存在も忘れていました。「そういえば最近見なくなったなぁ…」と思っていたらいつの間にか販売は終わったようです(C’S CASE(シーズケース)の名を冠したキャンディーはアサヒグループ食品に受け継がれ、販売が続けられています)。
高校時代、デリケートなお腹のもち主であった私をすくってくれたC’S CASEを目にしなくなったことにはさびしさを感じます。
ですが幸いにも、ビタミンⅭを手軽にとることができる食品というのは今ではC’S CASE以外にもたくさんあります。
ちなみに最近、私がまた食べ始めたビタミンⅭを多く含む食品は『かむかむレモン』。理由はよく行く100円ショップで手軽に売っているから、またスーパーでも売っていて値段的にも買いやすいからです。
ひと粒に入っているビタミンⅭはレモン10個分だそうです(「1個分でいいな…」と思いながら食べています)
過労のために肌がボロボロになってしまったのでそれを気にして食べています。
ちなみにビタミンⅭというのはからだの中に貯めておけるものではなく、こまめな補給が必要とされている栄養素です(ですから一気にレモン10個分をとるのはおそらくあまり意味がないかとおもいます)。とり過ぎた分はおしっこなどと一緒に流れていきます
一日に必要とされている摂取量の目安は100㎎(厚生労働省による)。これは一般的な人の値ですので、たばこを吸う人や強いストレスを受けている人などはさらに必要だと考えられます(この点については国はなんの見解も示してはいませんが…)
ですからもし、私がもう一度極度の緊張をともなう試験を受けるとしたら、(シーズケースは売っていないので)必ずかむかむレモンを何個か買ってきて備えます。前日から何個か食べておいて、当日の朝に一回、試験の前にも気やすめになめるかもしれないです。
そしておそらく大量にビタミンⅭを消費したことでしょうから、帰り道に一個かみながら帰るでしょう。ちなみに私は職場まで車で通っていますが、仕事が終わったら必ずかむかむレモンを一個食べます
もし、同じ思いで苦しんでいるかたがいたらぜひ一度「だまされたと思って」試してみてはいかがでしょうか。(かむかむレモンでなくてもなんでもいいので)「あ、そういえば平気だった…」となったらもうけものだと思うのです
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