「ウニヒピリ」~もう一人の自分~(5) 大切な4つの言葉を「自分」にかけてあげよう!
「内なる自分の声」に耳を澄ませ、自分がどう感じているか受けとめる必要がある、と「ホ・オポノポノ」は教えています
そしてさいごにもう一つやることがあり、これを忘れてはなりません
それが本当に「ウニヒピリ(=内なるもうひとりの自分)」を大切にすることにつながっています
それはたえずウニヒピリに対して言葉をかけてあげたり、適切な方法で働きかけてあげるということです
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4つの言葉
たとえばもしあなたがなにか問題をかかえて重苦しい感情を抱いていたとします
あなたは(幸運にも)その感情をキャッチできたとします
そうしたら、その感情にむけてこんな言葉を投げかけてあげるのです
「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています」
これら4つの言葉は、ウニヒピリが自分に見せてくれた感情に対して返す「お返事」として用いられるもっとも代表的な言葉です。
そうなのです。ホ・オポノポノでは、私たちが抱く一つ一つの感情を、ウニヒピリが見せてくれた大切なメッセージだというふうにとらえています。
正直言いまして、どういうわけか筆者はこの言葉を心の中で読んだだけでなにかすーっと気持ちがラクになったのです
理由はわかりません
じつはこのハワイに古くから伝わる問題解決方法「ホ・オポノポノ」は、簡単には理解しがたい世界観にもとづいたものです
なかなか一言では説明できません
しかし心配はいりません
とにかく「ホ・オポノポノ」の良いところは誰にでもできるという点です
仮に仕組みや世界観を理解していなくても、(たとえば)今の4つの言葉をかけてあげるだけでいいのです。(「自分の感情」に言葉を投げかけてあげるのだそう)
それで「ホ・オポノポノ」は成立してしまいます
やることは簡単です
クリーニングとは
またこの前ご紹介したグリーンガムをかむとか、めん類を食べるとかいうこともこの「お返事」の一種になります
このウニヒピリにたいして適切な言葉を投げかけてあげたり、適切な食べ物をたべたり様々なことをしてあげることをホ・オポノポノでは「クリーニング」と呼んでいます
これを筆者はウニヒピリがみせてくれる様々な感情に対して「お返事」すると訳しました
これも「クリーニング」という特有の考え方を理解しやすくするため、筆者なりに言葉を置き換えてみたものであり言わば「超訳」とでもいうものです
ここまでホ・オポノポノとウニヒピリについてどんなものか簡単にご紹介してきました。本来これらはハワイに古くから伝わる世界観に基づいたものであり、とても奥深く味わい深いものです。
私の印象としては、宗教というよりもどちらかと言えば民間信仰に近く、私たちがお正月に神社に初詣(はつもうで)に行ったり七五三でおはらいを受ける、そんな感じもします。
ただざんねんなことに日本の神社は人々の迷いや苦しみにどのように向き合えばよいかを示すことは少ないように思います。仏教もまた深い真理を教えてはいますが、なかなか日常に実践するにはハードルが高い感じもします。
ホ・オポノポノとは、どんなふうに自分に向きあったらいいか迷いがちな日本人にも優しく寄り添ってくれる存在なのかもしれません
☆☆☆
※2015年に宝島社から出版された『はじめてのウニヒピリ』は2021年現在絶版となっていますが、Amazon Kindle・楽天Koboで電子書籍として閲覧できるようになりました。
ホ・オポノポノの具体的なメソッドはこちらからも確認できます ⇓
最初の10ページあまりは挿し絵が主体の構成になっていて、この絵を眺めるだけでも癒されます。興味のある方はぜひ一度試し読みをおすすめします
またウニヒピリについての詳しい解説や、「ホ・オポノポノ」の具体的なやり方についてもやさしく書かれており、入門としてもぴったりだと思います
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